【本所高校（東京都）】スカイツリーの近くにあります。偏差値や進学実績について解説します。

全国からはるばる新幹線や電車などでスカイツリーを訪れる観光客が多い中、本所高校の生徒にとってスカイツリーは日常の風景の一部でしかありません。

放課後にスカイツリーに行くこともあるのかも？🤔

本所高校ってどこ？

突然ですがスカイツリーは東京の何区にあるか知っていますか？

・・・

つまり本所高校も東京都墨田区にあります。

墨田区はスカイツリーだけでなく、両国国技館や江戸東京博物館などの有名な観光地もあります。

では本所高校の周辺はどんなところなんでしょうか？

地図で見てもスカイツリーが近いことがわかりますね！

本所高校の近くには複数の駅があり、東京メトロや東武鉄道、京成電鉄などの路線が通っています。

上記３つの駅からは徒歩１０分程度で高校に着くようです。複数の路線が通る押上駅が特に便利な駅になっているため、ここから高校まで通う生徒が多そうですね。

本所高校の歴史

１９３１年に開校した東京市本所区第一実業女学校が本所高校の始まりと言われています。

東京市は１９４３年まで存在した市で、本所区はそのなかの一部でした。

本所区はその後１９４７年に向島区と一つになり墨田区として生まれ変わります。

次第に家政科や商業科なども創設され、１９４２年には新校舎もできて順調に進んでいるように思えましたが、戦争によって校舎は焼けてしまい、卒業式も行えない時期もあったそうです。

男女共学の初年度は男子１００名、女子２００名で始まったそうです。もともと女子校なので女子が多いですね。

偏差値や進路状況は？

本所高校では年間１８回の土曜授業や、夏期講習・冬季講習だけでなく、大学生チャーターが学習のサポートをしてくれる制度があるそうです。

また大学進学に備えて、大学説明会や大学教授による模擬授業なども行われています。１・２年生では大学の模擬授業が、２・３年生では大学説明会に参加できます。

そうなると気になるのは本所高校の偏差値や進学実績ですよね？

偏差値は中堅校レベル

まず本所高校の偏差値はだいたい５２〜５４程度とされています。中堅校といったところでしょうか😄

このくらいの偏差値の高校の場合、大学進学する生徒だけでなく、専門学校や短大に進学する生徒もそれなりにいるイメージですが、本所高校はどうなのでしょうか？

大学進学が多いが・・・

令和２年度の進路情報によると、卒業生のうち６７．５％が大学へ進学したそうです。進学校なので大学へ進学する生徒が多数派のようですね。

しかし短大へは４．７％、専門学校へは１３．７％の生徒が進学していることから、大学以外へ進学する生徒も一定数いました。どうやら専門学校ガイダンスも学校で行われているそうです。

なお就職は３％という結果でした。

過去３年間の進路情報を確認したところ、毎年７０％近くの生徒は大学進学していることがわかりました。

どんな大学に合格しているの？

本所高校の生徒は大学に進学する生徒が多いことがわかりましたが、一体どんな大学に合格しているのでしょうか？

今回は平成３０年度から令和２年度までのデータをもとにご紹介します。

国公立大学

本所高校では国公立大学に合格することはあまりないようです。平成３０年度は２名が合格、令和２年度は１名が合格という結果でした。

令和元年については合格した生徒はいませんでした。

そもそも国公立大学を受験する生徒が少ないだけなのかもしれませんが、本所高校から国公立大学を目指すとなると、周りのみんなよりも努力しなければなりませんね。

私立大学

私立大学のなかでも最難関と言われる早慶上理（早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学）に合格するのは大変なことです。

本所高校の生徒も平成３０年度は早稲田大学に６名、慶應義塾大学に１名、東京理科大学に３名合格と奮闘しましたが、翌年は１人も合格者がおらず、令和２年度も東京理科大学に１名合格したのみとなりました。

しかし日本大学や東洋大学など有名な都内の私立大学に合格する生徒も多いので、自分が興味のある分野を学べる大学へ進学することは可能なようです。

まとめ

本所高校は大学や専門学校への進学者が多い高校であることがわかりました。令和３年度は７６．１％の生徒が大学へ進学しました。

大学説明会や模擬授業など、自分の希望の進路を決めるのに役立つ行事もぜひ有効活用したいですね。