東京都立東高等学校は江東区にある普通科の進学校です。東高校の読み方は「ひがしこうこう」です。
シンプルな名前だね。
昔は都立浅草高校と呼ばれていたよ。
1959年に設立された東高校。当初は定時制高校「東京都立浅草高等学校」としてスタートしました。現在の名前に改名されたのは墨田区へ移転した1964年のことです。
1965年には現在のように全日制も導入されたよ。
ちなみに現在も東京都立浅草高等学校という高校が存在しますが、こちらは2006年に新しくできた高校です。
その後も1967年には墨田区から江東区へ移転しました。何回も移転していますね。そんな東高校にも、全日制第1回入試により264名(男子139名・女子125名)もの生徒が入学したそうです。
いろいろ歴史があるんだね。
現在の東高校はどんな高校になっているんだろう?
東高校の基本情報
所在地:東京都江東区東砂7-19-24
最寄駅:南砂町駅(東京メトロ東西線)
駅から近くて良いね!
しかも高校の近くには図書館やイオンなどもあるよ。
最寄駅は南砂町駅ですが、東高校のパンフレットによると他の駅からもバスが出ているそうです。
ちなみに東高校は制服があるみたいだよ。
進学実績は?
東高校は進学校なので、生徒の多くは高校卒業後に進学しています。就職する生徒は毎年数人程度となっています。
進学校だとそうなるよね。
2020年度卒業生273名のうち、大学進学した生徒は213名です。
ちなみに短大への進学は4名、専門学校へは40名、就職は3名です。浪人などその他は13名という結果でした。
東高校の卒業生の多くは大学進学する。専門学校への進学を選ぶ生徒も一定数いるが、就職する生徒は数人程度。
大学進学する生徒が多いとのことだけど、みんなどんな大学に合格しているんだろう?
一番多かったのは日本大学だよ。
毎年日本大学の合格が多い傾向だね。
東高校の特徴は私立大学への進学者がほとんどということです。2020年度卒業生のうち、国立大学への進学者は1名のみでした。しかし有名私立大学への進学者は昨年度よりも増えています。
有名私立大学の合格状況についてご紹介します。
MARCH
2020年度 | 2019年度 | |
明治大学 | 6 | 0 |
青山学院大学 | 3 | 0 |
立教大学 | 1 | 0 |
中央大学 | 3 | 1 |
法政大学 | 12 | 1 |
2020年度は前年よりもかなり合格が増えています。
日東駒専
2020年度 | 2019年度 | |
日本大学 | 46 | 24 |
東洋大学 | 16 | 17 |
駒澤大学 | 20 | 9 |
専修大学 | 7 | 8 |
MARCHと同様、昨年度よりも合格が増えています。
東高校では新たな取り組みとして、学年に1クラスの特別進学クラスを開設しました。
2021年の春に1期生が卒業したようですよ。
特別進学クラスの頑張りもあり進学実績が昨年よりも良くなったのかもしれませんね。1期生は2021年春に卒業したばかりなので、来年以降の進学実績も興味深いですね!
特別進学クラスができたことで、東高校全体にも良い影響を及ぼしそうですね。
入試結果や偏差値について
2021年度のデータによると、東高校の一般入試の結果は下記のようだったそうです。
- 募集人数:男子100名 女子91名
- 倍率:男子1.26倍 女子1.28倍
倍率はもちろん、募集定員も変更される場合もあるので、受験予定の方は最新情報をチェックしておこう!
なお東高校の偏差値はサイトによって多少の誤差はありますが、だいたい50〜55とされていました。
まとめ
東高校は駅から近く、周辺には商業施設などもあり快適な立地にあることがわかりました。
また進学実績については私立大学がメインの進学先であり、成績上位になればMARCHや日東駒専も合格できる可能性がありそうです。過去の進学実績から、早慶や国公立大学への合格はハードルが高めのような気がしますが、特別進学クラスの開設により今後進学実績が伸びる可能性も秘めている高校ですので期待が高まります。
東京都江東区東砂7-19-24
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