【小松川高校（東京都）】その歴史は１００年以上！江戸川区を代表する進学校！

荒川のすぐ近くにある東京都立小松川高等学校。江戸川区の平井１丁目にある都立高校です。江戸川区にある都立高校の中ではトップの進学校です。

江戸川区の平井や小松川あたりは小松川地域と呼ばれるそうで、江戸川区発祥の小松菜もこれに由来するらしいです。

小松菜って日本発祥なんですね。

実は小松川高校は国公立大学や有名私立大学に合格する生徒も多い優秀な高校なんです！

創立１００年以上の歴史

まず小松川高校は１９１６年（大正５年）に創立されました。当時は南葛飾郡立実科高等女学校という名前の、女子が通う学校でした。

現在はがっつり進学校になっていますが、最初はけっこう様子が違いますね。ちなみに南葛飾郡とは現在の葛飾区や江戸川区などが属していた地域の昔の呼び名です。

男女共学になったのは１９４９年です。翌年には学校の名前も、現在のように東京都立小松川高等学校となりました。

１９１６年	南葛飾郡立実科高等女学校として創立
１９２３年	東京府立小松川高等女学校と改称
１９２７年	東京府立第七高等女学校と改称
１９４３年	東京都立第七高等女学校と改称
１９５０年	東京都立小松川高等学校と改称

同じ区内にある江戸川高校よりも長い歴史がある高校なんです。江戸川高校の創立は１９４０年です。

現在の小松川高校

最寄駅はＪＲ平井駅。高校までは徒歩１２分くらいです。平井駅は総武線（正式には総武本線らしいです）が通っています。

千葉大学は千葉県にある国立大学です。実は平成３１年から令和３年までの３年間、小松川高校では生徒が合格した国公立大学の中で最も合格数が多いのは千葉大学なんです！

過去の千葉大学合格数↓

• 平成３１年春：１６名
• 令和２年春　：１０名
• 令和３年春　：２２名

ちなみに小松川高校では毎年５０〜６０名（現役のみ）ほどが国公立大学に合格しているそうです。令和３年は６６名でした。

令和３年は合格者６６名のうち２２名が千葉大学合格です。なんか千葉大学は簡単に合格できそうな感じになっていますが、とっても合格するのが難しい大学です。

偏差値はどのくらい？

小松川高校の偏差値はおおよそ６５ほどとなっています。都立高校の中でも上位に位置しています。

※参考サイト

進学実績は？

令和３年春に小松川高校を卒業した生徒の合格実績について調査しました。

平成２９年以降、国公立大学への現役合格数は５０名を下回ったことはありません。最も多い時では７０名もの合格数があります。１０年前と比較すると合格数は着実に伸びています。

合格数はこんな感じ

• 明治大学　　　５４
• 青山学院大学　２２
• 立教大学　　　３８
• 中央大学　　　５６
• 法政大学　　　９２
• 学習院大学　　１６

ちなみに早稲田大学は１４、慶應義塾大学は７、上智大学は７でした。

小松川高校としては塾や予備校に頼らずとも進学を実現できるよう、授業で勝負したり、豊富な夏期講習を用意したりしてサポートするそうです。

小松川高校で上位クラスになれば、高校生から人気の高いＧＭＡＲＣＨへの合格も視野に入りそうですね。

目標は文武両道

令和３年５月の情報によると、全校生徒のうち６２%が運動部に、４２%が文化部に入っているようです。

男子が最も多く加入している部活はサッカー部（４７名）、女子が最も多いのは吹奏楽部（５３名）でした。

まとめ