福島県の南部に位置する白河市。
歴史上、重要な拠点となっていました。
「白河の関」は有名ですね。
甲子園にて関東以北の高校が優勝できていないことを「甲子園の優勝旗は“白河越え”を果たせない」などと表現されることもあります。
✳︎2004年、南北海道代表の駒大苫小牧高校が優勝しています。
(っˊᵕˋ)╮=͟͟͞͞ ⚾️
なんと奈良時代の文献にはすでに「白河」の名は登場していたそうです。
そんな歴史ある白河市には、2022年に創立100周年を迎える高校があります。

それじゃあ2022年は記念の年になるね!
ねこさん!
その高校はなんていう高校なの?

福島県立白河高等学校だよ。
白河市の南登り町にある男女共学の公立高校だよ。
白河高校のキーワードは「登龍(とりゅう)」だね。

とりゅう??
「登龍」は、わが校創立以来の全ての象徴。
白高に学ぶ若者を「入学してきたばかりは地に伏す若き臥龍も、3年間の歳月を経てたくましく力を蓄え、雲を起こし雨を呼んで天に昇る」ということに譬(たと)えている。
「登龍~創立百周年に向け、さらに地域から愛される学校へ~」令和3年度白河高校学校パンフレットより

なんかかっこいいね♪
卒業する頃にはたくましい人間になっていそうだよ。

もともと長らく男子校だったから、その校風は今も受け継がれているのかもしれないね。

なるほど~
ちなみに白河高校はここ↓にあります。駅からもそれほど離れていなさそうですね。
新白河駅までの途中の道にマクドナルドがあるので学校帰りの生徒さんがいそうですね。
白河高校基本情報
白河高校は白河市南登り町54にあります。Googleマップによると、白河駅から徒歩約20分、新白河駅からは徒歩約15分です。上記のGoogleマップを見てみても、白河駅と新白河駅との間くらいにありますね。


電車で通学する生徒もいるから、駅から無理なく通える範囲にあるのはありがたいね!

そうだね。駅から歩いて行くもよし、バスで行くもよし、自転車で行くもよしという感じかな。
普通科と理数科がある
白河高校は普通科と理数科があります。理数科は1970年(昭和45年)に設置されました。その分、普通科は1クラス減ったそうですが。

他サイトでは白河高校の偏差値が「58-65」となんかよく分からない表示がされていたけど、それは学科が2つに分かれているからなのかな?

そうだね。普通科は偏差値58である一方、理数科は65となっているよ。
「白河高校の偏差値」と一言で言っても普通科と理数科で異なるから、偏差値がそういう表記になってしまうんだろうね😦
2021年現在、募集定員は下記の通りになっています。
- 普通科200名(5クラス)
- 理数科40名(1クラス)

理数科クラスは1クラスしかないのね。

そうだね。普通科に通う生徒は男女同じくらいだけど、理数科は男子の方が多いみたいだよ。まあ志願者が男子の方が多いからなんだけど。
(注意)募集定員は変更する場合もありますので、受験を検討している場合はご自分で最新情報を確認してください
白河高校の歴史

白河高校は1922年(大正11年)に福島県立白河中学校として開設されました。

中学校?

1947年に学校教育法ができるまで、男子に中等教育を行っていたのは中学校だよ。基本的に12歳の男子が入学して、5年間教育を受けていたよ。
1947年以降は中学校は高校へ移行していったよ。
1947年以前の中学校は現在の中学校と区別して「旧制中学」と呼ばれることもあります。
福島県には他にも福島県立福島中学校(現:福島県立福島高等学校)、福島県立喜多方中学校(現:福島県立喜多方高等学校、福島県立安達中学校(現:福島県立安達高等学校)など複数存在します。
1948年には白河中学校も白河高等学校へと改称されました。

現在の白河高校の誕生だね。
1970年に理数科設置。定員は45名。

理数科は1976年以降はずっと定員40名らしいよ。
1997年に男女共学化となりました。
白河高校 次の100年へ
2022年に白河高校は100周年を迎えます。
すでに特設サイトも準備されています。
気になる方はこちらから💁♂️
また令和5年度入学生より保険・医療コースが始まるそうです。
令和4年度入学生についても、希望者には大学との連携や講演会等を通し、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学・作業療法士、放射線技師など、 医療従事者として必要な職業観や人間性を養う機会を設けるとのことです。
学校パンフレットによると保険・医療コースは下記のように説明されています。
保健医療系進学に向けた学習指導、進路指導の充実を図り、進路実現を応援します。
令和3年度白河高校学校パンフレット「登龍」より
詳細はまだまだ不透明ではありますが、令和5年へ向けさらなる情報が開示されることでしょう。
白河高校 まとめ
100周年を迎える白河高校。
旧制中学から新制高校へ、男子校から男女共学校へなど時代とともに変化しながらも、その精神は現在も引き継がれていることが分かりました。
次の100年に向けて、地域を代表する進学校としてさらなる躍進を遂げることでしょう。
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