【福島東高校(福島県)】学校の特徴や進学実績、男女比率など調査！

福島県立福島東高等学校は福島県の県庁所在地である福島市にあります。

学校の近くには福島成蹊高校や福島大学附属中学校など教育機関が数多く存在しています。

校舎の周辺は住宅街ですが、福島県庁や福島市役所からも近く、福島市の中心部にあることがわかります。

1980年に開校した福島東高校。もともとは男子校だったそうです。現在はどんな学校になっているのでしょうか？

基本情報

福島県福島市浜田町１２－２１

偏差値　62 (参考サイト)

(偏差値はサイトによって多少異なります)

令和3年の進学実績については、71名の国立大学合格者がいるそうです。

そのうち地元の福島大学が37名ということで一番多い結果となりました。

公立大学へも27名の合格者がいます。

しかし難関の私立大学に合格できた生徒さんは少ないようです。

JR福島駅から徒歩20分。駅からはバスが出ているそうです。

福島東高校の学校案内(2022)の表紙には「文武両道」の文字が大きく書かれています。

この学校案内によると、部活動加入率は約90%だそうで、サッカー部や陸上競技部などさまざまな部活が大きな大会に出ているそうです。

しかし福島東高校の取組として、部活の休みもきちんと取れるような決まりにしているようです。

福島東高校のはじまり

1980年に開校した福島東高校。福島大学教育学部の跡地にできました。

当時福島大学には教育学部と経済学部がありましたが、別々のキャンパスに分かれていたため一つに統合したそうです。

こうして開校した福島東高校は、最初は男子校でした。記録によると、第1回目の入試は385名が受け、合格者は282名でした。

福島市内の公立高校としては、比較的最近開校した高校です。

男子校から男女共学へ

福島県の公立の男子校や女子校は全て男女共学校になっています。福島県の高校を紹介する時、この共学化という話題がよく出てきます。

福島東高校は1995年に男女共学となりました。開校してから15年後のことです。最初の年の入学者は男子238名に対して女子は124名だったそうです。

その後も基本的に毎年男子生徒の方が多く入学してきます。

例えば共学化から10年後の2005年入学者は男子178名、女子142名。その10年後の2015年は男子177名、女子103名となっています。

高校の特徴

現在(2022年)、福島東高校には次の5つの特徴があるそうです。

メインは授業

どうやら自習の時間はなく完全に授業を行うそうです。授業進度を保つ効果があるようです。

・自習のない完全授業で授業進度を保ちます。
・チャイムtoチャイムの50分7校時授業で中身の濃い授業を展開します。

福島東高校HPより

生徒一人一人に合った学力向上システム

それぞれに合うレベルでの学習も行われているそうです。文系理系選択は2年生からです。

・習熟度別学習を実施し、基礎学力の定着を図るとともに国公立大学合格を目指します。
・教科担任会、成績分析会を行い、教員間での情報の共有化を図り、個々の生徒に合った指導法の確立に努めます。
・２年次からは文系・理系によるクラス編成となり、科目選択で進路達成への一歩を踏み出します。

学校HP

3年次は全職員がバックアップ

高校3年生は大学受験があるので、一人でも多くの先生に支えてもらえると心強いですね。

・４月当初は朝課外が実施され、６月からは平常課外が毎日加わります。そして土曜講座、２次課外、国公立２次対策で実践力を養います。
・各教科での生徒一人ひとりの進路目標に合った個別添削を実施します。中でも数学強化指定や小論文指導では、進路達成に向けて３年生を全職員がバックアップします。

学校HP

充実した進路指導

1年生の段階から将来の進路について考える機会がありそうです。早めに情報を仕入れておくと余裕を持って決定できますね。

・１年次から進路講演会やオリジナル資料集「進路の手引き」などを活用して、早期進路決定を支援しています。
・総合的な探究の時間等を通して、進路選択の幅を広げ将来のビジョンを明確にしていきます。
・全校面接月間に加えて、家庭学習時間調査の結果をもとに、各担任が適宜二者面談や三者面談を実施し、進路決定のときまで細やかにサポートします。

学校HP

盛んな部活

やはり部活にも力を入れているようですね。部活をしていない生徒の方が少数派みたいです。

・東高生の部活動加入率は約９０％で、県内でもトップクラスです。
・ほとんどの運動部が県大会に出場します。東北大会・全国大会に進む部が毎年あります。
・文化部の活動も盛んで、上位大会を目指し、毎日の練習に余念がありません。

学校HP

まとめ

福島東高校は勉強も部活もがんばっている高校です。生徒を応援するために先生たちもがんばっていることがわかりました。

もともと男子校の名残もあり、男子生徒が多くなっています。

福島市内には普通科高校がいくつもあるので、自分にあった高校を見つけるために比較や見学ができるとよいかもしれません。